西きょうじ先生の講演会に行ってきたその1


12/3(土)、
代ゼミ講師の西きょうじ先生の講演会に行きました。



西きょうじ先生といえば、
「ポレポレ英文読解プロセス50」という参考書が有名。

ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式

ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式

自分も受験生の時、
受験生スレでオススメされてるのを見て、
この本を知り、西先生を知りました。


inayamadaの西先生への思い。




そんな西先生のお話を生で聴ける機会、滅多にないと思い。

自分の整理のためですが、素晴らしい内容だったので
ブログでまとめてみました。



先生の講演パートと有志の方のオススメ本紹介パートの2部構成でした。
講演パートは4つに分かれていて(第○楽章と先生はおっしゃっていました)、
時間は約150分。



第一楽章は聞くことと考えることについて、
第二〜四楽章は読書についてのお話でした。



2回に分けて講演内容をまとめます。


以下、第一楽章のまとめです。

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タイトルは、


西きょうじ 講演会
~聞く・読む・変わる~



・第一楽章 聞くことと考えること〜受動性について


・聞くこと


すべては聞くことから始まる。
聞くこと=listenではなく、五感を使って鑑賞する。

現代人は無理しがち。
無理に慣れると体の悲鳴が聞こえなくなり、いつか壊れてしまう。


せめて、自分の(体の)声は聞こえるようにしよう。
ストレッチで、身体の力を抜くことが出来るように。

硬いからだでは、柔らかい思考を生み出すことが出来ない。
→ストレッチの例として、「野口式体操」

野口体操



・考えること

「決め付けて」接していては、対象は何も語りかけてくれない。
→例)図鑑で動物を見てその名前や姿を見てから、実物を見る。

自分の思考を保留してから対象に近づくことが大切。

考えるには、受け取ったものをそのままアウトプットするのではなく、
自分で考えて向い合って受け取り切ってから言葉にしよう。


・現代人は話を聞くのが下手


理由1:早く結論を求めてしまうから。

「スピード化」によって、「今」が見えなくなる。
先のことは考えず、感情をぶつけよう。
→例)恋愛。恋人に将来性など求めるな。Be wild!

よく考えればわかることをすぐ人に聞いてしまうことは、
考える力を失ってしまう。

質問は、
・考えても分からない
・理解が不完全
 である時にする。


理由2:価値の相対化。

なんでも比較が出来るようになり、
相対的に評価をする現代。

絶対と思えるものがなくなってしまい、
信じるものがなくなってしまった。

つまり、批判的に物事を見る癖がついてしまったということ。

・参考
西きょうじ先生ブログ
当たり前のことながら 「待つ」という積極的行動について

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先生による第一楽章の結論は、


・感想
自分は典型的な現代人なんだなあと思った。


・思考が硬く、すぐに挫折する。
・分からないことはすぐにネットで調べて、何も考えようとしない。
・自分の「軸」がない。すごく不安。


気付かずに悩みもしないような点をズバリと言い当てられてしまい、
ただただ目からウロコでした。



現代の「スピード化」という場面では、就職活動を思い出した。
模擬面接で最初にご指導を頂いたことは


「まず結論を言え」


だった。
面接の場で実践していったら、日常生活でもまず結論から言うクセがついた。


同時に、相手の話を聞くときに

結論から言えよ

と思うようになった。



これって、場当たり的な対処に過ぎないのかなと思った。
話を聞けない、聞く気がない人に合わせる(?)みたいな。


どうすればいいのかはわからないけど。
結論から話すしかないのかな。



とにかく、
・人の話を遮らず最後まで聞く
・まずは調べず考えてみる


ことは実践していこうと思う。



以上ですー。



P.S.
上手くまとめられなかったので、
??
という場所があったらご指摘頂けると嬉しいです。